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2026.02.13

春夏物の最適解はこの生地。

【Tailor Fukuoka -テーラーフクオカ- 銀座 Blog】

 

皆様こんにちは。

テーラーフクオカ銀座店の木村です。

 

先日、以前読んだ本をもう一度読み始めました。

その間に解説本や解説動画を

半年以上読んでいたので1回目読んだ際の

独自解釈とは違う解釈と推察が出来るので

2回目でもとても新鮮で

楽しく読めます。

 

さて、本日はこちらの紹介。

 

オーダースーツ,英国,イギリス,モヘア,ラッシャー,ミルズ,SS,春夏,

 

LASSIERE MILLS-【ラッシャーミルズ】-

No. 63730  Wool 95% Mohair5% 

 

Order Suit Standard Line ¥84,000+tax(¥92,400)~

Order Suit Prestige Line   ¥104,000+tax(¥114,400)~

 

※ブログで紹介した生地に関しては

トラブル防止の為お電話などでの

取り置きはご遠慮いただいておりますこと

あらかじめご了承くださいませ。

 

こちらの生地は去年からあったものですが

個人的には春夏物の最適解の1つだと思っています。

 

ファッション感度の高い皆様におかれては

春夏には、ちゃんと季節感のあるものが良いと

ご理解いただいていると思いますが

その中でも代表的なものと言えば

リネンではないでしょうか。

 

独特の質感が清涼感を感じさせ

実際に通気性も高く

シワになるが、それがまた味である。

 

正しくその通りであり

特に肌に近いシャツやスラックスは

リネンの涼しさを存分に感じる事が出来ると思います。

 

かく言う私も

春夏には=リネンのような

考えをしており私物でも多数所持しているのですが

最近、春夏に最適なのはリネンではないのではないかと

思い始めているのです。

 

どういう事かというと

それはズバリ、シワになる事です。

 

何だ、リネンがシワになるなんて

何て当たり前の事を言っているんだ、、、

それを楽しむのがリネンであり、、、

大人の余裕だろう

そんな事を気にするのは

まだまだファッション初級者だな、、、

というように思われると思いますが

順を追って説明します。

 

まず、そもそもの前提として

何をしてもシワになる素材である

リネンをビジネスに使えるのは

日本だとまだ少数派だと思います。

 

禁止されている訳ではないけど

何となく会社の雰囲気的に

リネンのシワが気になるというような方は多いはずです。

 

だとすれば自然とリネンの選択肢は

無くなってしまうはずです。

 

 

次に、やはりスーツとしては

ハリのある方がカッコいいという物があります。

(私の主観です)

 

これは特にスラックスに言える事ですが

スーツは、その美しいウエストのシェイプや

裾の落ち感を表現する為にも

ハリのある生地がカッコいいです。

 

リネンのシワもまた特有の色気である事も

十分に理解していますが

スーツのシルエットという要素においては

ハリのある生地の方が綺麗に見えるのは

間違いないです。

 

リネンにはその張り感を出す事は出来ないのです。

 

いやいや、リネンであっても

目付400g/mあるような生地があり

十分にハリや重さのある生地もあるという

考えもありますが

これこそが私の伝えたい所です。

 

これはリネンに限らず

ウール100%のフレスコ系の生地も

そうなのですが

目付400g/mあるような生地が

涼しいと思いますか。

 

リネンであってもウールであっても

ハリと重さによる仕立て映えを

求めていけば必然的に

生地の目付は重くなっていきますが

目付が重くなれば

どんな生地であろうとも決して

涼しく着る事は出来なくなるのです。

 

最近は特に重さのある生地が

流行っていますが

通気性のあるフレスコもリネンも

ああいった物は涼しそうに見えるだけで

実際の所は結構暑いのです。

 

そんな私もリネンの清涼感に憧れながらも

ヘビーウェイトの仕立て映えも

求めてスペンスブライソンの

リネンでスーツを作った事がありますが

全く涼しくなかったのを覚えています。

 

最後に、ではどういった生地が

春夏に向いているのかと言えば

それは、ハリはありつつも重くなく

通気性をも兼ね備えた生地となるのです。

 

長くなりましたがそれに

相応しいのが今回の生地。

 

モヘア混というハリのある素材を

使いながら目付は240g/m

生地は薄くて、春夏らしい軽さも感じつつ

しっかりと仕立て映えのする生地です。

 

オーダースーツ,英国,イギリス,モヘア,ラッシャー,ミルズ,SS,春夏,

 

実際に私もこのシリーズで

ブレザーとスラックスを作っていますが

とても気に入っています。

 

オーダースーツ,英国,イギリス,モヘア,ラッシャー,ミルズ,SS,春夏,

 

LASSIERE MILLS-【ラッシャーミルズ】-

No. 55-3722  Wool 95% Mohair5% 

 

Order Suit Standard Line ¥84,000+tax(¥92,400)~

Order Suit Prestige Line   ¥104,000+tax(¥114,400)~

 

オーダースーツ,英国,イギリス,モヘア,ラッシャー,ミルズ,SS,春夏,

 

LASSIERE MILLS-【ラッシャーミルズ】-

No. 63735  Wool 95% Mohair5% 

 

Order Suit Standard Line ¥84,000+tax(¥92,400)~

Order Suit Prestige Line   ¥104,000+tax(¥114,400)~

 

カラーもネイビーの他に

グレーやカーキ等もありますから

お好みの色でお仕立て出来ます。

 

 

春夏物の最適解はこの生地です。

 

 

 

銀座店 木村

 

 

 

 

私の洋服に関する考え方は下記に

書いてあります。

 

スーツが短くて、細身ではいけない理由。

大切なのは自分を肯定しようとする自由。

夏物は合物である?

私がファッションを好きな理由。

ファッションを通して私が考えている事。

オールシーズンなど存在しない。

コートの着丈の正解はどこか?

ジャケパンにベストが必要な理由。

私物のシャツ紹介と小話

私がオススメしない理由と、、、

私がクラシック、オーセンティックを薦める理由。

自分と自信を持つことの大切さ。

「服を着るのなら、今この瞬間から」

スーツの着丈について思う事。

スーツのクリースについて思う事。

最近のスーツは太くない。

股上と股下が変わると見た目は、こう変わる。

本切羽は、外さない。

理想のスーツのサイズとは。

靴下の長さと色と柄について思う事

似合わない色とは何か。