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ブログ2025.06.09
夏には夏の装いを。
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ銀座店の木村です。
先日、AWに向けて何を作ろうか
考えていた際に私が入社した年に
色々あって会社からもらったカノニコ社の
ブラウンのピンヘッドの生地が自宅から
出てきました。
折角見つかったこの機会に
作らなければ一生作らなそうなので
これに決めました。
さて、本日はこちらの紹介。
先月はパンツフェアを開催しておりまして
銀座店でもお陰様で200本ほどの
パンツを受注させていただきました。
早速ですがご注文いただきました
パンツの第一弾が仕上がってきました。
No.FJT00-002 Wool 100%
※こちらの生地は品切れです
Order Pants Standard Line ¥18,000+tax(¥19,800)
Order Pants Prestige Line ¥27,000+tax(¥29,700)
ヴィンテージの国産生地で
お作りいただいたパンツで
薄いパープルともグレーとも
表現出来そうな中間色がとても上品な1本です。
個性的な色ですが
決して使いにくいような
ものでもありません。
ブレザーに合わせても
良いでしょうし
シンプルなボタンダウンシャツを
合わせるだけでも
普段よりも1ランク洒脱に見えます。
もう1本紹介したのが、こちら。
No.45-774 Linen 100%
※こちらの生地は品切れです
Order Pants Standard Line ¥21,000+tax(¥23,100)
Order Pants Prestige Line ¥30,000+tax(¥33,000)
パンツフェア用の生地として
1点だけあったオリーブカーキの
リネン生地です。
定番ですがこういった
カジュアル使いのパンツには
サイドアジャスターがあると
やはりカッコいいですね。
パンツはジャケットとは違い
腰回り以外には芯がなく
裏地も少ないですから
麻の通気性や清涼感
そこから生じる快適さを
より感じやすいアイテムです。
(一番それを感じるのはシャツですが)
これから訪れるであろう
クールビズなるものを
私は、全否定はしませんが
街を見ていると多くの方は
それまでに着ていたスーツから
ジャケットとネクタイを
外すだけでクールビズを
済ませていると感じます。
私は折角、クールビズという名前で
夏の装いをしようとなるのならば
ただ単純に着るものを減らしていく
手抜きのクールビズではなく
しっかりと夏用の装いを
分けてお洒落を楽しんだ方が
良いのではないかと思っています。
銀座店 木村