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ブログ2025.11.30
ヴィンテージ生地の魅力。
【Tailor Fukuoka -テーラーフクオカ- 銀座 Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ銀座店の木村です。
先日、ヴィンテージの生地を購入しました。
2.7mしかないのでスーツは厳しいかもしれないので
スーツが難しければジャケットにしてしまおうと思います。
さて、本日はこちらの紹介。
私はオーダースーツが好きです。
私は生地が好きです。
私はクラシックが好きです。
私は英国が好きです。
という訳で個人的に
ヴィンテージ生地を購入するのが趣味です。
勿論、基本的には店舗にある生地を
使って誂えるので
最近、消費が追い付かなくなり
溜まっている生地を紹介しながら
ヴィンテージ生地の魅力について
書こうと思います。
まずは、こちら。
黒ベースに複数色のストライプを
重ねてありオンブレな雰囲気を感じます。
よく見ると地の織りも
杉綾っぽくなっており
手が込んであります。
こちらは、ネイビーベースに
白とブルーのストライプを重ねてあり
色使いは珍しいものではありません。
ですが、ブルーのストライプが
真ん中に1本点線で通して
両脇を更にストライプで囲んであり
やはり柄に面白さが詰まっています。
こちらはブラウンベースにブラウン。
ブラウンだとよりヴィンテージ感が増すので
私はヴィンテージ生地の中でも
ブラウンがとても好きです。
ちなみに、ここまで見て
ストライプ柄ばかりなのが
気になった方もいるかと思いますが
ヴィンテージ生地は
ストライプ柄が多いです。
というのも、ヴィンテージ生地というのは
いうなれば当時売れなかった
生地という事ですから
王道な無地のものは
そもそも売れ残るものが
非常に少ないのです。
(ちなみにチェック柄は現在以上に
スーツに用いる事は少なかったので
チェック柄も見かけません)
また、無地のヴィンテージ生地も
稀に見かける事もありますが
個人的には
あまり惹かれるものがありません。
というのも、ヴィンテージ生地の
魅力というのは
現在にない色柄や質感だと思います。
ヴィンテージ生地が
まだヴィンテージではなかった時代
スーツは今よりもずっとメジャーであり
沢山の人がスーツを着ており
沢山のスーツが
沢山の生地が売れていたのです。
(かつては日本でも
ガチャ萬と言って
織り機を一度ガチャっと織れば
1万円儲かると言われた時代もありました)
沢山の生地が売れるのですから
メーカーとしては
ベーシックな紺無地やグレー無地以外の
色柄の生地を作っても
ある程度は売れますし
こだわりを持った生地も作る余裕もあったのです。
また、当時は良くも悪くも
技術が発達しきっていないので
糸も原毛も太目であり
良い意味で当時しか
再現出来ないクオリティでもある訳です。
無地のヴィンテージ生地も
もちろん良いのですが
ヴィンテージらしさを感じるのは
やはりストライプなのです。
こちらのヴィンテージ生地も
かなり細かく柄を表現しているのが
分かるかと思います。
現代においては
そもそも、あまり売れるような柄ではないですし
その割にはコストのかかる作りをしているので
このようなストライプは
まず作られません(作れません)。
そういう非合理的で
非論理的な姿勢に
ヴィンテージ生地の良さがあるのです。
銀座店 木村
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