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ブログ2025.06.20
ヴィンテージ生地で作るスラックス。
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ銀座店の木村です。
先日、歯車という本を読みました。
あらすじは知っていたのですが
最期の直前の作品という事もあり
独特な狂気を感じつつも
それを冷静に客観視している文体と
表現は色々と考える事が出来るものでした。
さて、本日はこちらの紹介。
パンツフェアでオーダーいただいた
スラックスがまたまた大量に
入荷してきました。
毎度の事ですが
この時期は綺麗に並んだ
大量のスラックスを見ていると
ワクワクします。
その中でも私が仕上がりを
楽しみにしていたスラックスが
遂に仕上がってきました。
No.FJT00-004 Wool 70% Mohair30%
※こちらの生地は品切れです
Order Pants Standard Line ¥18,000+tax(¥19,800)
Order Pants Prestige Line ¥27,000+tax(¥29,700)
銀座店に一点のみあった
ヴィンテージ生地でお作りいただきました。
(確か英国製の表記がありましたが
詳細は不明です)
このヴィンテージ感溢れる
特徴的なストライプが良いですね。
この手のストライプは
現在だとあまり売れないでしょうし
作るのも大変なので
現行品では見かけることは
ほとんどありません。
個人的には色がブラウンである事も
好ポイントな箇所でして
ヴィンテージ生地を探すと分かりますが
今も昔も、黒や紺系統が多く
ブラウン系はやや珍しい印象です。
癖はあるのでやや上級者向きですが
ここまでスラックスに主張が
ある場合にはシンプルな
無地のシャツを合わせるだけで
カッコいいです。
来年のPフェアも
楽しみにお待ちください。
銀座店 木村