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2025.05.09

ヴィンテージ生地で作るダブルスーツ。

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

皆様こんにちは。

テーラーフクオカ銀座店の木村です。

 

先日、関心領域という映画を観ました。

まだ、この事について表現する方法が

あったのかという感嘆と

意図を伝える細かな演出が秀逸であり

はっとする事の多い

観て良かった映画でした。

 

さて、本日はこちらの紹介。

 

ヴィンテージ,スーツ,生地,クラシック,ダブル,ストライプ,茶色,ブラウン,昔.1920,年代

 

GLOREX -【グロレックス】-

No. 持ち込み  Wool 90% Silk 10%

 

Order Suit Standard Line ¥52,000+tax(¥57,200)

Order Suit Prestige Line   ¥72,000+tax(¥79,200)

 

私が個人的に持っていた

ヴィンテージの生地があったのですが

工場に出してみたところ

私のサイズでは作れないと連絡があり

どうしようか悩んでいたら

丁度友人がスーツを考えているとの事だったので

代わりに友人のスーツを作りました。

 

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どうですか。

ぱっと見て分かるヴィンテージストライプ

最高にカッコいい仕上がりだと思います。

 

分かる方が見れば

ヴィンテージ生地というのは

すぐに分かりますので

業界人が着ていそうな雰囲気です。

(友人はアパレル業界とは

関係のない仕事をしています)

 

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折角ならヴィンテージ生地の

雰囲気に合わせてデザインも

あれこれと私が勝手にデザインしまして

 

 

ウォッチポケットが付いていたり

前立てがボタン留めになっていたり

サイドアジャスターが付いていたり

全体のサイジングもクラシックです。

 

この手の生地は

仕上がりがどうなるか

想像しにくいかと思いますが

仕上がり品を見てみると

印象が変わると思います。

 

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あまり作る機会はないかもしれませんが

もし機会があれば

勇気を持って前向きにご検討下さい。

 

銀座店 木村

 

ファッションを通して私が考えている事。

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