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2018.07.29

LIBERTY PRINT ORDER SHIRT

【オーダースーツ TailorFukuoka Blog】

 

こんにちは

テーラーフクオカ銀座店の豊島です。

 

本日は私自身のオーダーシャツの

仕上がり紹介です。

今回の生地は

ロンドンに行った際に

購入してまいりました

リバティ商会(百貨店)のプリント生地です。

(ご存知の方も多いと思いますが

小花のプリント柄をリバティ柄というのは

このリバティ商会に由来するもの)

 

 

リバティー百貨店 ロンドン LIBERTY LONDON

↑こちらは購入した際のリバティー百貨店の外観写真

 

ですので個人的に

とても思い入れのある1枚でしたし

色々なギミックを施しましたので

記載させていただきます。

 

LIBERTY PRINT ORDER SHIRT -1

 

リバティー=繊細な表現力豊かなプリント

が代名詞なので柄にもなく

総柄シャツをこの度オーダーしてみました。

ボトルシップ柄のオープンカラーシャツです。

 

LIBERTY PRINT ORDER SHIRT -2

 

まずはこちらのループ

最近のオープンカラーシャツには

装備されていることが多いこの仕様。

一応ですがこのためです↓

 

LIBERTY PRINT ORDER SHIRT -3

 

開いた襟元をタブで留めるというギミック。

タブ用の小さな釦が隠れている様が

可愛いと思っています笑

 

LIBERTY PRINT ORDER SHIRT - ボトルシップ柄

 

ボトルシップ柄に隠れてわかりにくいですが

ボタンホールも実はすべて横向きという

ワークシャツ臭いディテールに致しました。

そして釦は高瀬貝ですが

実はいつもよりも数ミリ大きい釦です。

ドレス用にはおすすめ致しませんが

このカジュアル用(特にワークライクシャツ)の

シャツには少し大きめのこのシェルボタンが◎

 

LIBERTY PRINT ORDER SHIRT -4

 

そして胸ポケットは左右付で

大きさも少し小ぶりなサイズにしています。

キューバシャツの雰囲気だけ、という感じ。

 

LIBERTY PRINT ORDER SHIRT -5

 

もちろんですが

ヘムはLボトムスといって

ストレートにカットされた

ラフな雰囲気なもの。

風になびくよう

あえてスリットもつけました。

 

シルエットもボールドフィットで

普段よりも2倍以上のゆとりを入れましたが

お尻周りはややタイトにつくることで

ボックスシルエットに仕上げてあります。

ヒップもゆったり作ってしまうと

Aラインのようになってしまうため

カジュアルシャツの場合はスソのあたりは

ややタイトくらいでのお作りを

おすすめしています。

 

生地お持ち込みで

オーダーシャツをご用命の際には

カジュアルシャツの要望も多いので

その際はどんなシャツのイメージなのか

カウンセリングをさせていただきますので

イメージ画像などあれば

そちらもご持参ください。

 

先地(持込)オーダーシャツ ¥9,800

オープンカラー ¥1,000 タブループ¥1,000

横向ボタンホール¥1,000 高瀬貝 ¥1,000

スリット¥1,000

※すべて税抜

 

 

 

銀座店 豊島

Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長