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2014.07.05

職人岩嶋の黒板にもなるアイロン台

【Tailor Fukuoka Aoyama Blog】

 

こんにちは青山店 豊島です。

 

テーラーフクオカ 青山店は二人でお店を運営することが多いのですが
先日は岩嶋と私豊島の二人でした。
その日はテーラーフクオカ唯一の職人である岩嶋が
承ったパンツの調整をしておりました。

 

それを横から見ておりましたが
スラックスのラインというのはなんとも奥の深いもので
渡り(モモ)ヒザスソの三点は
こと細かに我々から作り手に指示を出している箇所ですが
作り手側のその三点の結び方によって
見え方のまったく違うパンツにもなりうるそうです。

 

確かに直線的に裁断をするのか、曲線的に裁断をするのか
これだけでも型紙上ではずいぶん面積も違います。
(型紙上の面積=履いた時の体積=シルエットライン ということ)
当たり前といえば当たり前ですが
実際に見ていくとそのことをよく理解できます。
いつしか、このことについて岩嶋のセミナーになりましたが
その時の風景がこちら↓

 

オーダースーツ  テーラーフクオカ 青山店風景

 

岩嶋ともなればアイロン台もこの通り。
なんともアカデミックな黒板です笑
教えを受けているときは内容に気を取られて
気にも留めなかったのですが…
なかなかこの発想はないですよね^^;笑

 

しかし、とてもいい勉強になっています。
よりよいパンツをお納めできるよう一同、精進して参ります。

 

青山店豊島

 

Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長