【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

こんにちは

テーラーフクオカ新宿店の豊島です。

Albert Thurston braces ￥12,000+tax (￥14,200)

この度、イングランド屈指の

ブレイシーズ(サスペンダー)メーカーである

Albert Thurston (アルバート・サーストン)の展開を開始致します。

帯に印字ある通り未だイングランドで

ハンドメイドで生産されるブレイシーズは

悔しいくらいバックグラウンド性を持っているため

ここで拙文を並べるまでもありませんが

ハイクオリティなものです。

ただ今となっては市場に広く出回っているものですし

我々がこれから世に出すにあたって

こだわり、選んだ仕様ついて簡単に書いていきます。

まずは

“ホワイトレザーエンドであること”

通常であれば黒革や濃茶革でエンドを作られていますが

今回別注したのはホワイトエンド。

オーセンティックなものは

エンドレザーも白であることで

エンドだけ主張するのを防ぐのと同時に

エンドレザーの色がホワイトシャツなどに移染することを防ぐので

濡れて色が移ってしまった、ということもありません。

それから

“ボタン吊り専用であること”

私がボタン吊りとクリップオン兼用のサスペンダーを使用して

困るのは兼用式の方がエンドについている高さがあるため

ベストの尾錠に引っかかってしまう事が多いこと。

最悪の場合、尾錠が破れることもあります。

その点、ボタン吊り専用品は

フラットで滑りもいいですし

強度にも優れています。

シルエット面からしても

なるべくベストは浮かせたくないところなので

ブレイシーズとしての性能は

こちらのほうが高いと考えています。

最後に“材質は牛革ではなくゴート(山羊)スキンであること”

特有のシボも入っていまして柔軟性に富み

傷もつきにくいのです。

クリップオン兼用タイプですと

金具を通すアイレットが伸びてしまう構造上

このゴートスキンはあまり使えないようです。

ですがしっかり縫合されている

ボタン吊り専用ブレイシーズには

使用できるため昔からこのゴートスキンが

使用されているのです。

それこそがオーセンティックさを

表現するにはもってこいかなと

この革をセレクトさせていただきました。

そして色や柄も本来多彩なものまでございますが

うちはあえてネイビー・ホワイト・ブラックのみの

展開とさせていただきました。

正にかっこいいブレイシーズは

これだと思っている故です。

(あくまで豊島主観ですが。。)

来週には各店の店頭に並ぶことになると思います。

(これから新宿から各店に振り分けるため…)

どうかご興味ある方はぜひ

お手にとってご覧ください！

※ネイビーに限りレギュラーサイズの他

Sサイズの展開も新宿・銀座のみございます。

新宿店 豊島

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