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ブログ2025.09.23
トンチキ生地で仕立てる-出来上がり編-
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
こんにちは
テーラーフクオカ新宿店の豊島です。
先日のコチラのブログは覚えてらっしゃるでしょうか。
Yorkshireのアルファベットで構成されたストライプ生地です。
織元は英国のJoseph・H・Clissold(ジョセフ・H・クリソルド)
改めて飛んでるというか奇天烈な意図を感じる服地ですが
これを自身分として先日ファクトリーへ依頼しておりました。
Fabric: Joseph・H・Clissold Made in England 554-24
OrderSuit
StandardLine ¥74,000+tax(¥81,400)~
PrestigeLine ¥94,000+tax(¥103,400)~
こちらの生地で仕立てたスーツが
ようやく仕立て上がってまいりました。
それがこちらです。
オーダーメイド全域で共通して言えることですが
主張のある素材に主張のあるデザインの掛け算は
混ぜるな危険、ですので
生地以外はほぼ遊びは入れていません。
サイズ面でもデザイン面でも
由緒正しいテーラーリングを心がけています。
細すぎても流行のルーズになってもいけません。
裏地もこの通りお堅く黒無地キュプラです。
遠まきにみれば一見お堅めのスーツなのですが
寄れば寄るほど私としては小気味よい表情があります。。
↓
↓
かなり寄ると写経でも書いてあるが如くですね
このところ、こういったテイストの遊び?をしていなかったので
個人的にはエキサイティングなオーダーとなりました。
いつかこのオーダースーツを着て
イングランド・ヨークシャーの地へ降り立ち
地元の方たちをドン引きさせるのが目標です。
(ワンチャン可愛がってくれるかもしれません)
まだ1着2着ストックがあるので
一緒に仕立てられる方いませんか?笑
ぜひ声かけてください!
新宿店 豊島
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長