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ブログ2025.08.28
トンチキ生地で仕立てる
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
こんにちは
テーラーフクオカ新宿店の豊島です。
本日は以前仕込んだ自身の私物の生地を
例の如くこちらで晒していきたいと思います。
Fabric: Joseph・H・Clissold Made in England 554-24
OrderSuit
StandardLine ¥74,000+tax(¥81,400)
PrestigeLine ¥94,000+tax(¥103,400)
私個人としてはオーダーすることが多いメーカーである
ジョセフ・H・クリソルド。
より凝った柄を、というよりは
様々な原毛を巧く使い
太番手使いの堅実な生地から
ウルトラファインの最上級ともいえる服地まで
扱いのある有力なミルブランドです。
その名も《YORKSHIRE SUIT》
ヨークシャーといえばイングランド最大の州にして
毛織物の生地と過言ではない
我らがハダースフィールドを擁する
ヨークシャー州を指しています。
この“ヨークシャースーツ”とは
何をもってその名を冠するのか。。
私も最初ワケがわからなかったのですが
よく確認すると実はすごいことしてました。
落ち着いたネイビー地に
少しかすれたようなストライプが配された生地なのですが
この写真だけだとこの生地の真価を
お感じいただけないと思うので
少しアップした写真をご覧いただければと思います。
お分かりいただけたか。。
そう。【Y O R K S H I R E】の文字を用いて
ストライプを構成しているという
愛すべきトンチキ生地です。。笑
あのお硬いクリソルドが今回飛び道具的な生地で
打って出てきたような柄で
売れるかどうかは正直分かりませんでしたが
たまらず仕入れました。。
日本語話者の我々からすると
アルファベットでYORKSHIREとなっていると
語感手伝ってなんとなく雰囲気あるな、と
思ってしまいますが。。
例えば日本の毛織物の産地である
一宮に例えると“愛知”で縞を構成するようなもので笑
そう考えると相当なファニー?クレイジー?なことを
しているというか。
正直どういう意図で作られたものなのか
輸入元も不詳でした。
愚推をするのであれば
おそらくメーカーやショップの
アニバーサリーなどで記念に織られたものなのではないかと思います。
先月仕込み済みで
実はもうしばらくで
上がってまいります。
また仕立て上がりは晒したいと思いますので
面白がっていただけると幸甚です。
新宿店 豊島
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長