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2025.09.13

吉祥寺店限定のTHOMAS MASON(先着1名分)

【Tailor Fukuoka Kichijo-ji Blog】

 

皆さまこんにちは!

テーラーフクオカ吉祥寺店の斉藤です。

 

先日AWシーズンのシャツ生地の

バイイングに赴きまして、

これは・・・という生地を吉祥寺店限定分として

セレクトしてまいりましたので、

ご紹介いたします。

 

【THOMAS MASON】 -【トーマスメイソン】-

No. 779  cotton 100%

Order Shirt  ¥【21,800】+tax(¥23980)

 

英国生まれのシャツ生地メーカーとして、

もはや説明不要のトーマスメイソン。

この発色。TM「らしい」ですよね。

 

 

織りネームに記された「1796」が

その歴史の長さを物語っており

(その頃日本は江戸時代)、

およそ30年前にヨーロッパ最大級の繊維メーカー

アルビニ社に買収されてからは、

生産拠点がイタリアに移ったようですが、

今なお、英国の息吹を感じるラインナップが揃っています。

 

 

しかしながら、スーツ生地と同様、

昨今の資材高騰、物価上昇、円安などの影響により、

トーマスメイソンを始めとする、上記画像のような

ビッグネームのつくようなシャツ生地は

以前と同じような価格感での仕入れは

難しくなってきているのが現状です。

 

今期も楽しいプリント生地が入りますよ・・・!

 

そのため、いわゆる白無地や

サックスブルー無地などの売れ線ではない

少々個性の乗った色柄の生地をまとめて

仕入れるのはやはり難しく、

バイイングメンバーの総意が

得られない場合はボツとなるのですが、

私がこのパープルストライプを

心惜しそうに見つめていたところ

名前は伏せさせていただきますが、

新宿店の某T〇Y〇SHIMAが

「斉藤が売るもんね」と背中を押して

重圧をかけてくれたおかげで

虎の子の1枚を吉祥寺店分として

確保することができました。

 

おおよその生地は均衡を保つために、

経緯同じ太さの糸を使用するのですが、

こちらは緯糸の方が細い生地。

生地の仕上がり方のノウハウがあるからこそ

全てが計算づくのように感じます・・・!

 

そんな仕入れ背景もありつつ、

生地の組成↑を見てみると、イタリア生産らしく

経糸双糸、緯糸単糸使いとなっており、

ぬめりとシャープさが共存したようなタッチです。

 

こういうパープルストライプ・・・

探そうと思うと出てこないんです!!

 

そして私がコーディネートするなら、

上記のようなイメージ。

今季のテーラーフクオカコンセプトに

則るならツヤのある濃色生地を合わせたいところですが、

パープルシャツの時点でなかなかな

いやらしさ(色気)が添付されるので、

ここはミディアムグレーのカレッジフラノで

相殺させたいつつ、発色の良さを活かして、

大人のフランネルスーツスタイルを演出したいです。

(そもそもグレーとパープルの合わせが好き!)

 

 

シャツ生地1枚に対して、

少々話過ぎてしまいました。

しかし、申告敬遠やタイブレーク制には

ドラマは生まれないかもしれませんが、

シャツ生地1枚の仕入れであっても

思いやドラマが隠されていることがあります。

ぜひ、店舗のスタッフをつかまえて

話を聞いてみてください。

そしてご紹介の生地が気になる方は、

吉祥寺店までお問い合わせください。

(↓のLINEアカウント宛でもかまいません)

 

斉藤

 

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