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ブログ2025.11.21
おモロイ生地、眠ってます。
【Tailor Fukuoka -テーラーフクオカ- 吉祥寺 Blog】
皆さまこんにちは！
テーラーフクオカ吉祥寺店の斉藤です。
今回はこちらのジャケット生地のご紹介。
Fabric: MOLLOY＆SONS-Made in Ireland-
No.84-2830 W100% 2.0m ※一点モノ
OrderJacket StandardLine ¥44,000+tax（¥48,400）～
PrestigeLine ¥59,000+tax（¥64,900）～
アイルランドは北西部に位置する
ドニゴール県（DONEGAL）にて19世紀に創業された
ツイード生地の織元である、モロイ＆サンズ。
いわゆるひとつの「ドニゴールツイード」
「ドネガルツイード」と称されるツイード生地です。
同じくドニゴールツイードの織元として
筆頭なのはMAGEE（マギー）でしょうか。
ちなみに社名のMOLLOY（モロイ）は、
ドニゴール県アルダラ地方では
よく見られるラストネーム（姓）だそうです。
（わが故郷山形県米沢市でいうところの、
嵐田さん、色摩さん、島貫さんのようなところでしょう）
実はこちらの生地、弊社への仕入れ年が2018年。
つまり弊社在籍丸7年のベテラン選手となっており、
社内的にもネクストヴィンテージ生地です。
（その当時の弊社ブログをめくってみると
おモロイ生地ということもあって、
同生地がちらほら紹介されておりました）
君は何色見つけられるかな？
一種の格子柄とも言える
複雑怪奇でファンシーな織地の中に、
ドニゴールツイードの代名詞であるカラーネップ
（ランダムにちりばめられた節のようなもの）が
ホームスパンよろしくまぎれており、
そのカラーパレットを眺めるに、
アイルランドの風土を彷彿とさせます。
（行ったことないけども）
一見感、個性的でおモロイ生地ではありますが、
メインカラーはいたって落ち着いていて、
ベージュやブラック、ブラウン系。
人と被らないこと間違いなしではありますが、
着用して電車に乗るのが憚れるほど、
風変わりな1着になることもなさそうです。
シャツはシンプルに無地の
オックスフォードを挟みながら
ネクタイは↑のような雰囲気で
合わせてもらったりするとイケてると思います。
ハリスツイードほど重くなく、
適度に洒落こむ柄としてもちょうど良く、
取り扱いに細心することなく着用できて、
さらにはアイルランド生まれ。
トレンドにも則した
好条件の揃った生地は一点モノです。
ご興味のある方は、どうぞお早めに。
斉藤
※※ 年末年始の営業時間のお知らせです ※※
12/29（月）11：00~15：00 短縮営業
12/30（火）全店休業
12/31（水）全店休業
1/1（木）全店休業
1/2（金）全店休業
1/3（土）全店休業
1/4（日）11：00~18：30 短縮営業
1/5（月）15：00~20：00 ※銀座店のみ短縮営業
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何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
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