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2019.10.25

この重さが、無骨さが

【 オーダーショップ Tailor Fukuoka 銀座店】

 

みなさまこんにちは! 

Tailor Fukuoka 銀座店

宮田です。 

 

今回は生地をご紹介いたします。

 

【Cavalry twill】

綾織の畝がはっきりと浮き出ている特徴的なこちらの生地。

キャバルリーツイルでございます。

 

元々は馬に乗った騎士(cavalry)の制服が由来となり

キャバルリーツイル, キャバリーツイルと呼ばれるようになりました。

 

65度の傾斜と2重に強く織られた綾織が特徴的。

一生着られる、と言われるほど強靭な生地で

よくトラウザーズに使われます。

 

乗馬やスポーツに貴族が着ていたとされ、

キックはパンチの3倍の力がかかると言われますが

その力に耐えられるほど目の詰まった生地なのです。

 

(ドーメルのスポーテックスなんかもそうですが

昔の貴族はヘビーウェイトな生地を着て

スポーツをしていたそうです

軽量化されたスポーツウェアを着ていた私からしたら

よくスポーツが出来たな、と思います。。)

 

この重さが、無骨さが良いのです。

重いからこそ出せる男性らしい色気と

重厚感の漂う仕立て上がり。

 

そんなキャバルリーツイルの生地を2つご紹介いたします。

キャバルリーツイル

【MIYUKI】

Standard Line / ¥46,000+tax 

Prestige Line / ¥66,000+tax  

 

キャバルリーツイルのトラウザーズといえば

トープ(ベージュ)と言われます。

ここまできたらクラシカルにこのお色で

スーツとしてお仕立ていただくのはいかがでしょう。

 

シャツはラウンドのタブカラー、

タイはヴィンテージライクに癖のある小紋柄で

クラシックにまとめてみました。

 

キャバルリーツイル

【CANONICO】

Standard Line / ¥64,000+tax 

Prestige Line / ¥84,000+tax  

 

こちらはブラックのキャバルリーツイル。

カノニコだからこそ出せる

ツヤ感となめらかな肌触り。

雄々しい雰囲気がまたかっこいい。

 

こちらもラウンドタブカラーに

色っぽい唐草模様のタイを合わせ

ダンディーにコーディネートしました。

 

今回はスーツとしてご紹介いたしましたが

かなりしっかりとした生地ですので

間物のコートとしてお仕立ていただくのも

雰囲気がありかっこいいです。

 

キャバルリーツイル

是非店頭にて御覧ください。

 

 

Tailor Fukuoka 銀座店

宮田 ななみ