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2019.08.30

アクセントを加えて

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】 

みなさまこんにちは! 

Tailor Fukuoka 銀座店
宮田です。

今回はジャケット生地をご紹介をいたします。 

 

 

【ANGELICO】

Standard Line / ¥39,000+tax 

Prestige Line / ¥54,000+tax  

 

良いクセのあるジャケット生地です。

実際に触っていただけると分かりやすいのですが、

ウィンドウペンの柄部分が少し浮き出ているのが見えますでしょうか。

チェックの部分にのみループヤーンと呼ばれる

ループ状になった糸を使って縮絨をかけ、

立体感を出しているのです。

 

また、この色がなんとも突き刺さる。

ネイビー地には似たような色合いのブラウンを入れたくなりますが

あえて柔らかなトーンのライトブラウンを合わせたり、

表現し難いブラウン地にビビットになりすぎず

自然とブラウンに溶け込むようなディープなネイビーを合わせたり。

なかなか日本では見られないですね。

 

これだけではアクセントの塊のようですが、

肌触りがなめらかで

程よいツヤ感がございます。

アクセントがある色柄ですが品よくまとまっているのは

計算された色と生地感があるからなのではと思います。

 

こういった手間のかかる生地を作れるのも

紡績から織り、染色、管理まで一貫している

アンジェリコ社だからこそ出せる風合いではないでしょうか。

 

 

カジュアルにデニムシャツと

合わせてあげると雰囲気良くまとまります。

 

もう少し寒くなってきましたら、

タートルネックニットや

カジュアルシャツにタイドアップして

ローゲージのニットを合わせると

ジャケットの良さの引き立つスタイリングになります。

無地系のシンプルなオッドベストを組み込んでもいいですね。

 

冬支度の初めにこだわりの詰まった

アクセントのあるジャケットはいかがでしょうか。

 

 

Tailor Fukuoka 銀座店

宮田 ななみ