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2012.12.17

釦を変える

【Tailor Fukuoka Aoyama Blog】

 

こんにちは

青山店豊島です。

 

昨日こそ若干あたたかな日になりましたが

今朝は芯から冷える様な寒さです。

冬が好きな私ですが正直こたえております

そんな寒い中、

連日ご来店いただきましてありがとうございます。

(それに雨降りでお足元も悪い中!)

 

さてこのところ、

いつものオーダースーツにちょっとだけ変化を、

とおすすめしております。

 

例えば、ウエストが綺麗に見えるように

ほんの少しウエストにシェイプを加える、

少しだけ裏地の色を変える、

その方法は様々ですが、

私がなかでもおすすめさせていただくのは

“釦の素材を少し変える”という事です。

変えるのは色じゃないんです。

 

 釦 水牛 ナット インポート 貝

 

だれでも色の好みはそれぞれ違うものです。

それは生地にも言える事で

いつも同じ色を選んでしまうんだよなぁ、

とおっしゃる方も少なくありません。

 

生地の色目が近いと

ボタンの色をその都度変えていくのもなかなかリスキーではございませんか?

合う合わないがやはりあると思います^^;

そこで色こそ近しい釦を選ばれても

ツヤ感を変えたり素材を変える事で

マイナーチェンジですがスーツの表情も変わってまいります。

 

例えばダークトーンのボタンも艶の有無から

水牛のような天然素材のムラ感や黒蝶貝

(←シェルボタンは番外編かもしれませんが) などさまざま。

店頭に並んでいるサンプルのスーツなどからイメージしていただきやすいよう

スーツによって一着ずつ違ったボタンが付いております。

もしご注文の際イメージがしにくいようでしたら

スーツをみてまわられると良いかもしれません。

 

青山店 豊島

Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長