Blog

ブログ

2020.12.29

高級オーダーネクタイ【吉祥寺店限定】

【Tailor Fukuoka Kichijo-ji Blog】

 

いつもテーラーフクオカブログをご覧いただき、
誠にありがとうございます。

今年もご愛顧いただき
本当にありがとうございました!(^^)

 

2020年最後の投稿ということで
私、山田からは吉祥寺店限定の
高級オーダーネクタイをご紹介致します。

 

Hand Made Order Necktie
ディエチピエゲ:¥28,000(+tax)~

※上記写真は高級シルク
 
ワイルドメランジ仕様¥38,000(+tax)

 

 

ネクタイの芯地を一切使わずネクタイシルクを
贅沢に通常の二倍以上の量を用い、
手縫いのみで作成するネクタイ。

「ディエチピエゲ(イタリア語で10回折り)」


芯の代わりに、ネクタイ生地をそのまま10回折って
ネクタイを作成する高級ネクタイのことです。

 

高級ネクタイとして
セッテピエゲ(イタリア語で7回折り)のネクタイは
有名ではありますが

伝統的なセッテピエゲといわれるのが10回折り
(ディエチピエゲ)のネクタイでございます。

 

 

古来ヨーロッパの貴族たちの間で
スカーフを用いて首を装飾した
ネクタイの原型の様に

 

芯地を使わずに1枚の生地を織り込んで
作成するセッテピエゲは、こうした背景を
色濃く残します。


しかもハンドメイドでしか作成することが
出来ない逸品です。

 

※スフォデラート(三巻手縫い仕上げ)
芯地を使わない為、全てシルクの端は手作業で巻いて
処理をする三巻き手縫い製法が必要となります。

 

※編み閂止め

ハンドメイドとしては当たり前の

最後の仕上げ止めの処理。

高級ネクタイの証とされています。

 

 

 

 

 

実際は10回折りなのに、どうして
セッテピエゲ(イタリア語で7回折り)と
呼ばれていたのでしょうか。

 

 

芯地がない伝統的なセッテピエゲの多くは
左右で折られる回数が異なり、
片方で7回シルクを折り
もう片方で3回折られ作成されます。

 

合わせて10回折りとなるのですが、
その片側で7回折りが芯となる一番重要な
役割を果たしますので
セッテピエゲと呼ばれるようになったのでは

と考えられます。

 

 

芯地を使用せず全て手縫いのみでしか
作成することが出来ないディエチピエゲ

 

シルクの質感を最大限にいかし
スカーフのような雰囲気を醸し出し
豊かなディンプルを表現できるのが
最大の魅力だと思います。

 

オーダーネクタイは
吉祥寺店限定で展開しております。

 

是非、お近くにお越しの際は
Tailor Fukuoka吉祥寺店にも遊びに来てください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。(^^)

 

 

 

 

 

【年末年始のお知らせ】

 

年内は、本日12/29 16:00まで

年始は1/4 11:30より営業いたします。

 

皆様のご来店をスタッフ一同
心よりお待ちしております。(^^)

 

Tailor Fukuoka 吉祥寺店
山田

 

 

* * *

 

新型コロナウイルス感染症対策としまして

営業時間を変更させていただいております。

 

■短縮営業時間

月~土 11:30-19:30
日のみ 11:30-18:30 

(定休日なし・吉祥寺店のみ水曜定休)

 

ご不便おかけいたしますが、

ご理解・ご協力のほど、宜しくお願いいたします。

Staff投稿者山田 [Yamada]

和歌山県
テーラーフクオカの元気印。
お客様に寄り添った接客に定評があり熱心なファンを多く抱える
社内屈指のプレイングマネージャー。
入社前はギタリストをしていたという異色の経歴の持ち主。
吉祥寺店店長