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2019.12.19

【シャツの仕様】ロック縫いと本縫い仕上げの違い

【Tailor Fukuoka Aoyama Blog】

 

みなさんこんにちは

青山店の瀬野尾でございます

 

さて

本日はシャツの仕様

「ロック縫い」「本縫い(巻伏せ縫い)」

の違いについて

 

ロック縫いとは

ロックミシンを使用して

生地の端を処理したもの

 

ロック縫い

 

シャツの内側から脇の縫い目を見てみると

写真のように

ジグザグなミシン目で

生地の端がほつれないように縫われています

 

Tailor Fukuokaのシャツの基本仕様は

脇線、袖付けまわり、袖下線が

このようにロックミシンで仕上げられています

 

そして「本縫い」がこちら

 

本縫い

(脇線)

 

本縫い

(袖付け回り)

 

こちらも同じくシャツの内側から見た縫い線です

一目瞭然ですよね

肌あたりが良いように、

生地の端が見えないようになっています

一度ミシンをかけ、生地を巻伏せて

もう一度ミシンをかけるので

巻伏せ縫い本縫いとも呼ばれています

 

この本縫い仕様、

内側から見るとよくわかるのですが

実は外から見てもわかるんです

 

本縫い

(外側からみた脇線)

 

本縫いは2度縫っていますので

外から脇線をみると

2本の線が走っていることがわかります

(ロック仕上げの場合は1本のみ)

 

ひと手間が着心地の違いにも出てきます

インポート生地やハイクオリティコットンなど

上質な素材をお選びいただいたのであれば

ぜひ本縫い仕様をお選びください

より満足のいく仕上がりになるかと思います

 

Order shirt \7,900+tax~

本縫い仕様 +\1,000+tax

 

青山店 瀬野尾

Staff投稿者瀬野尾 [Senoo]

宮城県
服飾系の大学を経て入社。
レディースオーダースーツSignatureの責任者であり
Tailor Fukuokaの企画会議にも参画している。