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2016.03.05

春夏物と秋冬物の違いとは

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

春夏生地と秋冬生地の違いとは

 

いつもテーラーフクオカを

ご利用いただき、ありがとうございます。

銀座店の高橋です。

 

まだ肌寒い日が続いていますが、

業界的にはもうSS(=Spring&Summer)です。

 

この時期になると

特にオーダースーツ屋では

「春夏物の生地が~」とか「秋冬物生地は~」とか

よく耳にしますね。

 

「実際なにが違うの?」

疑問に思っている方もいるかと思いまして

今回は、春夏物と秋冬物の違いについて簡単に

ご紹介させて頂きます。

 

「いやいや、そんなの常識だよ~」

なんてお思いの方も再確認だと思って、

温かい心で読んで頂ければと…

 

実際のところ生地が

こうなら「春夏物の生地」

これなら「秋冬物の生地」

といった区切りはありません。

 

あるとすれば、

それは生地の織り方で判断をします。

 

ざっくり言うと

平織りと綾織りという

代表的な織り方が2つあります。

 

平織りが春夏物と言われる生地に

多い織り方で

 

綾織りが秋冬物と言われる生地に

多い織り方です。

 

IMG_5916

(平織り⇔綾織り)

 

まず平織りは、縦の糸と、横の糸を

交互に入れて織っていく織り方です。

 

平織り

 

糸使いや打ち込みによって

オックスフォードやブロード

なんて言われることもあります。

 

原始的な織り方ですし糸間の隙間が大きく、

平坦な生地が多い為に

着用感が涼しいとされています。

 

逆にこの平織りは糸間の密度を極端に

密にすることは出来ず生地を厚くしにくいので、

冬場に着るには寒さを感じることでしょう。

 

そして平織りは摩擦には強いのですが、

伸縮性、引き裂かれるような力には弱いため

ジャケットをドアノブに引っかけて

「ビリッ」なんてことが多いのはこのためです。

 

次に綾織り。縦の糸が、

2本もしくは3本通過した後に

横の糸を1本通して織っていく織り方です。

 

綾織

 

こちらはツイルなんて呼ばれたりします。

糸間の密度が大きくなるので、

秋冬の時期には風も通しにくいため

外気をシャットアウトし暖かいと思います。

 

逆に、ある程度は糸間の密度は大きくなる為、

春夏の時期にはムレやすく暑いと感じると思います。

 

平織りに比べると摩擦の強度は落ちますが、

伸縮性に富みシワが寄りにくく

糸も密なため光沢感も出やすいのです。

 

3シーズン着られるスーツと

よくお客様にご希望頂きますが

生地の織り方の特徴からすると

春夏秋であれば「目の詰まった平織り」

秋冬春であれば「薄手の綾織り」となります。

 

TailorFukuokaでは現物を

店舗に多く取り揃えておりますので、

実際に手で触れたり光にかざしたりして

「平織り」「綾織り」の違いを

お確かめください。

 

他にも織り方は様々にあります。

今回は春夏物と秋冬物の違いとして

「平織り」「綾織り」

のご説明をさせていただきましたが、

今後また生地の紹介であったり

特徴など更新していこうかと思います。

 

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