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ブログ2016.09.29
貝ボタンの世界
【 Tailor Fukuoka Ginza Blog】
みなさま、こんにちは。
銀座店の嶌野です。
先日のブログで、水牛ボタンの
見分け方をご紹介いたしましたが、
本日は第2弾。
シャツにも使われる、
貝ボタンの見分けについてです。
貝ボタンと貝風ボタン、
1番の違いは光り方です。
貝ボタンだと、光沢感が強い上、
虹色の光沢となります。
隣に並べれば一目瞭然なんですが。
引き合いに出せるようなのフェイクのボタンが
ございませんでした・・・
特に貝ボタンの最高峰、
白蝶貝はアクセサリーとしても使われるくらいですから、
宝石にも負けないくらいの美しいボタンなんです。
白蝶貝
また、貝ボタンも天然素材なので、
表面は完璧に均質にはなりません。
ちょっと凹凸があるように見える、
美しい光の反射になります。
黒蝶貝・茶蝶貝・高瀬貝
裏に貝殻の模様の残るボタンもあります。
全てにあるわけではありませんが、
天然素材ならではですね。
あとは、触れたときに石のように
冷たく感じるのも貝ボタンの特徴。
気づかずに洗濯して、
ボタンが割れてしまってからでは
もったいないですから、
お手持ちのシャツをチェックしてみてくださいね。
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