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2016.07.23

カフスボタンの誕生秘話

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

みなさま、こんにちは!

銀座店の嶌野です。

 

今日は意外と古い歴史のある

カフスボタンについて、

お話させていただきます。

 

 カフスボタン

 

要するに、シャツの袖に留めるこちらなのですが…

 

カフリンクス、カフスボタン、カフスなど、

たくさんの呼び方がございますね。

 

こちらのカフスボタン、

実は17世紀のお洗濯事情によって

誕生したと言われています。

 

17世紀。

まだヨーロッパの貴族が

ヒラヒラの服を着ていた時代。

 

17世紀の貴族

 

当時の貴族の服は、

豪華で、きらびやかで・・・、

とても洗濯しずらかったようです。

 

全てを洗濯するのは重労働ですから、

汚れやすい袖口だけを

取り外して洗濯することもありました。

 

そこで、袖口のボタンが邪魔にならないよう

後から袖に留め付ける、

金属製の華やかなカフスボタンで

留めるようになったといわれています。

 

つまりカフスボタンは

洗濯が面倒、

というところから

誕生したということです。

 

19世紀に入って

市民の間で、高価なカフスボタンが

ステータスとして

広まっていきました。

 

 

誕生した理由はどうあれ、

今では立派なおしゃれのワンポイント。

 

手首周りは意外と目につく部分ですから、

 さり気なくおしゃれを主張できますよ。

 

 

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