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2021.11.25

オーセンがいかに優れたモデルなのか実感する仕上がり

 

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

皆様こんにちは。

テーラーフクオカ新宿店の加藤です。

 

本日はプレステージラインであるオーセンの仕上がりをご紹介します。

 

 

クリソルドのヘリンボーンを

オーセンで仕立てたこちら。

生地のハリと毛芯が相まって

オーセンティックな顔ですね。。

 

クリソルドと聞くと

英国でも柔らかい服地に

定評があるイメージがありますが

この生地においては柔軟で、コシがあります。

いかにクリソルドのモノづくりが

優れているかを再認識させられます。

 

 

しっかりと固さのある本バス毛芯を据えることで

平面な生地を立体的に、曲線的に

仕上げることができます。

その「立体的に」というのが

手間のかかるところで

手作業や工程数を増やすことで

それが実現するのですが

何より手間がかかるのです。

 

スーツを作る上で重要視されるのが

曲線美なのですが

その曲線美とはこれであると言わんばかりの

面構えをしています。

その手間こそがこのラインを実現してくれているため

やはりオーセンは卓抜した仕上がりになります。

 

 

このようなスーツには真面目で

あらたまったスタイリングにしたくなります。

真面目すぎても良くないので

タイはプリントではなく織りで柄が表現された

肉の厚いタイをセレクトしました。

 

とろみのある生地でオーセンを仕立てるのも良いですが

ある程度硬さは必要だと感じています。

この硬さがオーセンを仕立てる上では

重要な一つの要素であるため

生地選びの際はそれに焦点を当ててみて下さい。

 

いつも着たくなるスーツがこのオーセンだと思いますので

一度袖を通すだけでもご体感下さい。

 

テーラーフクオカ新宿店 加藤

Staff投稿者加藤 [Kato]

東京都
入社以来トラッドファッションを得意としているため
クラシックな提案などに定評あり。
現在新宿のシューケア担当として店内の靴やお客様のシューケアの
アドバイスなどを行っている。
こうみえても全国大会出場経験のあるバスケットマンでもある。