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2022.03.09

新作のコルサルートタイとディンプルが綺麗だという話

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

皆様こんにちは。

テーラーフクオカ銀座店の木村です。

 

先日、夏用のハットを購入しました。

本来なら夏にはカンカン帽を

被るべきところかと思い悩みましたが

個人的に好まないので私のスタイルに

合いそうな形のパナマハットにしました。

 

さて、本日はこちらのご紹介。

 

ネクタイ,セッテピエゲ,ディンプル,立ち上がり,コルサタイ,

Col salto tie (コルサルートタイ)

¥9,800+tax( ¥10,780)

 

新作のコルサルートタイが仕上がりました。

今回のものから芯を

一段階薄くしたものを使用しており

よりセッテらしい

ふんわりとした色っぽい

雰囲気に仕上がっています。

 

 

通常ネクタイというのは

このような感じで左右に織り込まれ

裏地を付けて作られる事が多いですが

私共のオリジナル商品であるコルサタイは

セッテピエゲといって

生地自体を七回織込んで作る

とても手間と技術とコストの

かかる手法で縫製されています。

 

ネクタイ,セッテピエゲ,ディンプル,立ち上がり,コルサタイ,

こちらがセッテピエゲの内側です。

 

しかし、この手法だからこそ

表現出来る雰囲気というものが

確かにあるのです。

今回はその事について

お伝え出来ればと思います。

 

これを語るうえで私が一番お伝えしたいのは

とてもシンプルに

見た目が綺麗だという事です。

 

ネクタイ,セッテピエゲ,ディンプル,立ち上がり,コルサタイ

 

こちらをご覧いただければ

分かると思いますが

結び目から一気にネクタイが広がり

とてもボリュームが出ています。

そして、ディンプルの出来が

最高に綺麗ではないでしょうか。

 

ネクタイを締める際にディンプルは

必需品です。

これが無ければ胸元に立体感が生まれなく

どこか締まらない印象になってしまいます。

 

ですので、ネクタイを締まる際には

ディンプルを作る訳なのですが

このディンプルが綺麗に作れない事は

ございませんでしょうか。

 

こちらの原因自体は様々な事が考えられますが

このコルサタイであれば

その心配はありません。

使用している上質な生地や

セッテピエゲによる厚みとハリ

ネクタイの設計等により

このような深く美しいディンプルが入る訳です。

 

ネクタイ,セッテピエゲ,ディンプル,立ち上がり,コルサタイ

 

ネクタイ,セッテピエゲ,ディンプル,立ち上がり,コルサタイ

 

この立ち上がりとディンプルを表現出来る

ネクタイはそうないと自負しております。

 

ネクタイ,セッテピエゲ,ディンプル,立ち上がり,コルサタイ,

左がコルサタイ

 

ネクタイ,セッテピエゲ,ディンプル,立ち上がり,コルサタイ,

奥がコルサタイ

 

ネクタイの厚みだけ見ても

これだけの違いがあります。

 

他にも、使用している生地の良さや

色柄についてもお話したい所では

ございますが

その辺りは、直接ものを見て頂くのが

よろしいかと思います。

 

ぜひ、ご覧になって下さい。

 

 

銀座店 木村