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2025.07.12

秋から着るションヘル生地

【Tailor Fukuoka Kichijo-ji Blog】

 

皆さまこんにちは!

テーラーフクオカ吉祥寺店の斉藤です。

 

7月も中旬を迎えまして、

今からお仕立ていただきます分の

仕立て上がり日については

我々含め各所のお盆休みをまたぐ関係で

9月を過ぎるころとなりました。

 

きっと今年の9月もまだまだ夏模様であることが

予想されますが、暦の上では秋となりますし、

「生粋の洒落者は、

季節の対角線上にあたるアイテムにこそ惹かれ、

まずそれらを揃えていくものである」

という言い伝えがあったりなかったりしますので

今回はいわゆる合いモノのご紹介をば。

 

Fabric: -Made in Japan- 

No.54-569 W100% 3.2m

※一点モノ

OrderSuit StandardLine ¥59,000+tax(¥64,900)

                 PrestigeLine ¥79,000+tax(¥86,900)

 

非常にベーシックな

濃紺ストライプ生地は

目付で言いますと300g強くらいでしょうか。

夏以外に着用するに実にちょうどいい肉感です。

 

 

1.5㎝巾のストライプは、

適度な具合の主張を付与してくれる

ペンシル属性のモノ。

この手の生地でかっちり仕立てておくと、

無地に飽きてきた頃、

かゆいところに手の届くスーツとなります。

 

 

また特筆すべきは、

「SCHoNHERR」の文字。

一見感読みにくいのですが、

いわゆる低速織機の代名詞「ションヘル」と読み、

ソレで織られた生地であることを示しています。

現存する台数に限りのある昔ながらの

ションヘル織機で低速に織られた生地は、

程よいテンションで織られていくため、

手織りのような空気を含んだ風合いを持つとされています

(ションヘル織機については、

2年前の研修にて見学させていただいた様子を

こちらのブログて書き記しておりますので、

よろしければご一読ください)。

 

 

Super110’sというのも

今の気分にちょうど良く、

程よい厚みとぬめりが備わります。

 

 

こういう生地はあまり奇をてらわず、

シンプルなコーディネートを心がけると

それぞれの良さを消さずに着用できます。

 

 

写真ではグレーっぽくも見えますが、

れっきとした濃紺です。

仕上がるころの9月もきっと暑いので、

まだまだ早い仕込みかもしれませんが

秋もなく急に冬の初めを向かるのが

今の日本です。

 

少しでも気になりましたらぜひ、

お店に覗きにいらしてください。

 

斉藤

 

●【8月休業のご連絡】

8/9(土)~8/15(金)まで夏季休業致します。

お問い合わせに関しましては8/16(土)より随時

再開致します。ご不便お掛け致しますが

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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