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2020.10.10

キュプラ100%にこだわらずとも

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

皆様こんにちは。

テーラーフクオカ新宿店の加藤です。

 

本日はオーダースーツを仕立てる中でも

時間のかかる場合が多い裏地選びに関して

ご紹介を致します。

 

裏地選びは、見えない部分だからこそと考える方や

フロントボタンを開けて着こなす方は

同系色ではなく対照的な色や

少し奇をてらった色から選ぶ方も多いはずです。

我々テーラーフクオカではプレステージラインの場合

キュプラ裏地が標準装備として選択できます。

(ポリエステル裏地も選択できます)

やはりオススメはポリエステルよりも

肌触りが良く吸湿性に優れたキュプラですが

プレステージラインではポリエステルとキュプラ混紡の裏地もございます。

 

その中でも特に目をみはるワインレッド。

元よりネイビーと相性がいいとされていますし

エレガントな色が特徴。

さらに少し違うところは、この裏地はソラーロになっており

動きによって表情が変わったり色の奥深さが際立つのが

この裏地の良いところ。

 

 

続いてはこちらのオリーブグリーン。

グリーンのような派手さがなく

落ち着いたマイルドな雰囲気に。

ネイビーにももちろん、ブラウンやグレーとも合うので

普段同系色から選んでいて初めて色を変える方には

手が出しやすいのではないかと思います。

 

ポリエステル、キュプラともに

メリット、デメリットは存在します。

キュプラ55% ポリエステル45%で

互いのバランスが取れており

そう強くない光沢、耐久性があるので

キュプラ裏地一択!とお考えの方でも

キュプラ混紡も悪くないと感じていただければ嬉しいです。

柔軟に考えていただくと選択肢も自ずと増えてきますので

少し遊びを入れた方が良いときもあるかもしれません。

 

テーラーフクオカ新宿店 加藤

 

Staff投稿者加藤 [Kato]

東京都
入社以来トラッドファッションを得意としているため
クラシックな提案などに定評あり。
現在新宿のシューケア担当として店内の靴やお客様のシューケアの
アドバイスなどを行っている。
こうみえても全国大会出場経験のあるバスケットマンでもある。